神奈川県協働事業

神奈川社会参加映像フォーラム

「出会い、つながるためのカメラ ~青少年の社会参加・コミュニケーションツールとしての映像制作~」

主旨:
現在、神奈川県とNPO法人 湘南市民メディアネットワークの協働事業として、不登校・ひきこもり等の青少年を対象とした映像制作ワークショップを行っています。「映像制作」のプロセスには様々な他者や社会との出会いや交流、学び合いの場が生まれてきます。本フォーラムではそうした青少年にとっての、社会参加やコミュニケーションツールとなりうる「映像制作」の可能性を考えます。

<日 時> 平成25年3月16日(土) 13時00分~16時30分

<場 所> 
神奈川県立青少年センター別館 青少年サポートプラザ2階
(横浜市西区宮崎町56 JR、横浜市営地下鉄「桜木町駅」又は京急「日ノ出町駅」から徒歩10分)

<参加費> 無料(申し込み制)  

<定員> 60名

<申し込み>  電話・FAX・メールでお申し込みください。

<共 催> NPO法人 湘南市民メディアネットワーク・神奈川県立青少年センター

申し込み、問い合わせ先
NPO法人湘南市民メディアネットワーク
〒251-0052 藤沢市藤沢110-4藤沢サービスセンター1F
電話・ファクシミリ:0466-62-2288 電子メール:info@scmn.info

<内 容>
第一部 基調講演 
「映像教育の力 ~映像制作が紡ぐ青少年の出会いと学び合い~」
 講師:東京造形大学学長 諏訪敦彦 氏

諏訪敦彦
映画監督、東京造形大学学長。「2/デュオ」(96)「M/OTHER」(99)「ユキとニナ」(09)等の劇場用作品を監督し、カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞、ロカルノ国際映画祭審査員特別賞等多数受賞。現在、母校である東京造形大学で教鞭をとり、金沢21世紀美術館で行われた「こども映画教室」や、ディスカバリー・ジャパン株式会社主催の中高生向けのドキュメンタリー・ワークショップ等の講師も務めるなど映像教育現場にも深く入り込んでいる。

第二部 映画「home」上映 (64分 小林貴裕/監督作品) 
-監督の小林貴裕氏がカメラを通してひきこもりの兄や家族と向き合ったドキュメンタリー作品-

<story>7年間家の中にひきこもっている兄、そんな兄を抱え苦しむ鬱病の母。そして5年ぶりに帰る自分。高校進学を理由に<あの家>から離れた小林は、初めて家族と向き合おうとカメラを手に家に帰る。彼を拒絶し暴れる兄、泣きながら助けを求める母に、彼はカメラを向け続ける。その意味を模索しながら、彼は兄と向き合えない自分に不甲斐なさを感じ、母を振り切り再び家を離れた。自分と同じように家を出た父に力を求めるが、父は動かない。再び戻る彼は、カメラを手に兄の部屋へ入る……。

第三部 パネルディスカッション 
「青少年の社会参加・コミュニケーションツールとしての映像制作の可能性」
神奈川県と湘南市民メディアネットワークによる不登校・ひきこもり等青少年を対象にした映像制作ワークショップの紹介も交えながら、「映像制作」が青少年にとってどのような出会いや学びの体験となりうるのか、その可能性を模索します。
パネリスト:諏訪敦彦氏(東京造形大学学長)、小林貴裕氏(映画「home」監督)、 小林博和氏(映画「home」出演者、元ひきこもり当事者)、中野晃太(NPO法人 湘南市民メディアネットワーク スタッフ)
コーディネーター:森康祐(NPO法人 湘南市民メディアネットワーク理事長)



チラシ.pdf

IMG_0163.JPG

かながわボランタリー活動推進基金21協働事業
「映像・メディアコンテンツ制作による青少年育成支援事業

神奈川県青少年センターとの協働事業です。不登校、ひきこもりしえんだんたいへおじゃましてそこへ通う子達に映像の作り方のレクチャーをして実際に映像を制作していただきます。
またそこから映像制作による青少年支援を行うためのプログラムを制作します。

事業1[個別事業名]社会参加と就労支援等のためのワークショップ開催事業 

[目標] 不登校・ひきこもり等の青少年支援団体や関連団体と連携して、映像制作とホームページ等の制作するワークショップを開設して、社会参加・就労支援のためのメディアコンテンツ技術支援を行うとともに、新しい社会参加・就労支援プログラムの作成の為に、ワークショップの情報を整理提供いたします。更に、将来、参加した青少年がこの事業の講師となることも目標にしています。

[成果] 映像やホームページ、アートなどのコンテンツ制作技術支援によって、青少年の社会参加や就労支援となります。

[内容] 不登校・ひきこもり等の青少年支援NPO団体(モデル団体:5団体選定)等と連携し青少年に帰属する団体のCM制作のワークショップを行います。映像制作の基礎を習得し、社会に発信できる青少年の次のステップでは、自己や家族を題材にした映像作品の作成ワークショップを行う予定です。

[実施場所]県内公共施設 関連NPO団体事務所等

事業2[個別事業名]神奈川社会参加映像フォーラムの開催事業

[目標]上映会で、製作者であるひきこもり等青少年が、出席し、他の参加者と語り合うことを目標にする社会参加支援の上映会を開催いたします。

[成果]映像制作したひきこもり等青少年(以下青少年)が、その作品を上映会やフォーラムで発表することで、自信を持つきっかけとなります。また、その家族や支援団体が集い作品を鑑賞することで、NPO団体や家族間のコミュニティーを作ることを促進します。そして、上映作品がNPO団体の活動紹介になります。

[内容]不登校・ひきこもり等の青少年がワークショップ等で制作した作品を、関係者が鑑賞する上映会です。年1回は、映像関係者や有識者、NPO団体が参加するフォーラムを開催し、ひきこもり等青少年が制作した映像の魅力や支援ツールとしての可能性を製作者を交えて語り合います。

[実施日程]フォーラム 3月 上映会

[従事者]NPO法人 湘南市民メディアネットワークスタッフ2名 ボランティア3名

[実施場所]青少年センター 等

事業3[個別事業名]映像制作の活用と検証事業

[目標]映像による支援プログラムを制作する為に、データー検証を継続的行います。

[成果]映像制作過程を検証し、ひきこもり青少年に対応する新しい社会参加・就労支援プログラムを開発するための情報が検証されます。検証した情報を整理しホームページやDVD等で支援団体や関係機関に提供いたします。

[内容]ワークショップで得たデータを基に、ひきこもりや不登校の青少年の為の映像制作による有効なプログラムを作成する為に、ワークショップのデーターを検証するための委員会を年4回開催いたします。予定する委員は、心理学者、カウンセラー、教育関係者、大学関係者、映像関係者、支援NPO団体職員、ワークショップ講師、青少年課、製作者の構成になります。

    *データー:映像作品、製作者やその家族への聞き取りした情報、アンケート結果etc

不登校・ひきこもり・就労支援

syurousien21.jpg就労支援ネットワーク
研究委員会


top.jpg特非)
子どもと生活文化協会


アンガージュマン・よこすかロゴマーク.gif特非)
アンガージュマン・よこすか


特非)コロンブスアカデミー
特非)フリースペースたまりば
フレンドリースペース金沢